1950年代初期にアメリカ空軍のフライトクルー用として開発された「N-2B」。極寒環境に対応するため設計されたショート丈のフライトジャケットで、主にコックピットや低温下の任務で活躍した。《ヒューストン》の「N-2B」は、その初期型をベースにサンプリング。ウエスト丈のシルエットにリブ仕様の裾・袖口を備え、外気の侵入を防ぎながら快適な着心地を実現している。フードは左右に分割できるジップ仕様で、開閉によって形状を変えられるのが特徴。首元のジッパーを閉じれば顔まわりまでしっかり覆い、縁に配されたファーが保温性をさらに高めてくれる。高い防寒性と耐久性を持ちながらも、短丈ならではの軽快さはタウンユースにも最適。ロング丈の「N-3B」に対して、このN-2Bはコンパクトなシルエットと機能美が魅力。実用性とデザイン性を兼ね備えた、ミリタリーアウターの大定番モデルだ。