極寒用のB-3と軽装のA-2。その“ちょうど中間”を埋める存在として1943年に誕生したのが、米陸軍航空隊の「B-6フライトジャケット」。軽量化と防寒性を両立した合理的なデザインは、当時のパイロットから高い支持を集めた。今回は、そのミリタリー性や機能性を忠実に踏まえた《HOUSTON(ヒューストン)》の「B-6」2モデルを紹介する。

[HOUSTON|#8232 ムートンB-6フライトジャケット]
B-6 FLIGHT JACKETとは?
防寒と機動性を両立した、“中間型”フライトジャケットの答え
B-6は、1934年制定のB-3が抱えていた“重さ”と“かさばり”を軽減するために開発されたモデル。当時の航空機は開放型コクピットも多く、パイロットは-20℃以下の過酷な環境に晒されていた。

[HOUSTON|#8232 ムートンB-6フライトジャケット]
そのためB-3級の防寒力は必要だったが、同時に操縦・射撃の妨げにならない軽さも求められた。そこで登場したのが、“防寒力は十分に確保しつつ、軽快に動ける「B-6」”というわけだ。
A-2・B-3との違い
A-2(1931):馬革の軽量ジャケット。防寒は弱い。
B-3(1934):極寒仕様の重量級ムートンジャケット。
B-6(1943):両者の中間で、“軽く暖かい”という利点が評価された。
この“どっちもいいとこ取り”のポジションこそ、B-6が現代でも支持される理由だ。
・直営店限定! リアルムートンを使用した『B-3ジャケット』
・ボディ全体に“馬革”を使用したこだわりの『A-2レザージャケット』
B-6が有名になった理由
映像作品が作り上げた“空軍のアイコン”

[HOUSTON|#8232 ムートンB-6フライトジャケット]
航空映画・戦争映画での露出
1940〜60年代の航空映画やニュース映像で、実際の航空兵がB-6を着ていた姿が広く記録されている。特に戦後制作された欧米の戦争映画では、B-3とともに“第二次大戦の空軍スタイル”を象徴するアウターとして扱われた。

[HOUSTON|#8232 ムートンB-6フライトジャケット]
ハリウッド俳優が私服で愛用したことで再評価
B-3ほど重くなく、A-2よりも暖かい“街でちょうどいい”バランスは、映画俳優やミュージシャンにとっても好都合だった。
そのため、90年代以降のアメカジムーブメントの中で “都会的ムートン”としてのB-6 が改めて脚光を浴びることとなった。
#8232 MOUTON B-6 FLIGHT JACKET
#8232 ムートンB-6フライトジャケット
王道のB-6を《HOUSTON》が丁寧に再構築
[HOUSTON|#8232 ムートンB-6フライトジャケット]
タウンユースに馴染む完成度の高いバランス
・クラシックな シングルストラップの襟
・軽快に使える 両玉縁ポケット
・無駄を削いだ 最小限のディテール
B-6の魅力である“シンプルな構造”を忠実に再現し、日常に最適な表情へと昇華している。

[HOUSTON|#8232 ムートンB-6フライトジャケット]
素材が生む抜群の防寒力と快適さ
上質なムートンが空気の層をつくり、しっかりと熱を保持。B-3より軽量で、真冬のアウターとして十分なスペックを誇る。手触りの柔らかさも魅力で、着込むほどに身体に馴染んでいく。
#8232BC MOUTON B-6 FLIGHT JACKET(BROWN CORE)
#8232BC ムートンB-6フライトジャケット(茶芯)
茶芯が映える“モダンブラック”

[HOUSTON|#8232BC ムートンB-6フライトジャケット]
“茶芯”――着込むほどに浮かび上がるヴィンテージの深み
「#8232BC MOUTON B-6 FLIGHT JACKET」最大の魅力は、オールブラックに見えて実は “茶芯(ブラウンの芯)” を持つレザーを使用している点。ちなみに、《ヒューストン》では、品番の最後に「BC」と着くのが茶芯モデルだ。

[HOUSTON|#8232BC ムートンB-6フライトジャケット]
茶芯とは?
表面に黒を乗せ、内部に茶色の地を残す鞣し。摩擦や経年変化によって黒が薄くなり、茶色が滲み出てくるヴィンテージレザー特有のエイジング。つまり、着込むほどに黒から茶が浮き上がる、“育ち続けるブラック”というわけだ。
都会的で洗練された表情
・見た目はシャープな オールブラックB-6
・経年で徐々に茶が見えてくる“変化を楽しむ黒”
・ワントーンでまとめても重さが出ない、絶妙な艶感
“街で着るミリタリー”として、完成度の高い一着に仕上がっている。

[HOUSTON|#8232BC ムートンB-6フライトジャケット]
着心地・保温性について
・ムートンが持つ自然な断熱層が、冬の冷気をしっかりカット
・B-3ほど重すぎず、長時間の着用でもストレスがない
・着込むほどに柔らかさが増し、身体への馴染みが良くなる

[HOUSTON|#8232 ムートンB-6フライトジャケット]
シルエット・見た目の着用感
・短丈でありつつ、身幅にゆとりを持たせたバランス
・ボリュームが出すぎないため、日常的なスタイリングにフィット
・デニム、チノ、スラックスまで相性が良く着回し幅が広い
DETAIL|こだわりのディテール紹介(2モデル共通)

▲シープムートンの襟
B-6らしい大ぶりのシープムートン襟。空気を含んだ毛足が首まわりをやわらかく包み込み、着用した瞬間から高い保温性を発揮する。

▲チンストラップ
襟元には太幅のレザーストラップを装備。ストラップを留めれば風の侵入を防ぎつつ、B-6特有の武骨な雰囲気が際立つ。

▲エポレット
肩には B-6の象徴的ディテールである“エポレット” を配置。本来は階級章を留めるためのパーツだが、レザーで覆った重厚なつくりが視覚的なアクセントに。

▲「TALON」ジッパー
フロントにはヴィンテージライクな“TALON”刻印の金属ジッパーを使用。重厚感のある引き手は操作性も良好。

▲両玉縁ポケット
ウエストにはレザートリムを効かせた両玉縁ポケットを配置。手を入れやすい角度に設定されており、街着としての使い勝手も十分。

▲アジャスター
裾のサイドベルトは好みのフィット感に調整できる仕様。バックシルエットに立体感をもたらし、無骨さを強調するディテールだ。

▲袖口
袖の内側にもムートンをたっぷりと配置。外気が入り込みやすい袖口までしっかり保温するつくりで、真冬の防寒力を底上げする。袖口のエンド部はスナップボタンで締められる作り。

▲立体的な袖
アームはレザーの切り替えを駆使した立体構造で、背中にアクションプリーツ付き。厚手のムートンでも動きやすく、フライトジャケットらしい機能性を備えている。
カタログスペック
<SPEC>
#8232 MOUTON B-6 FLIGHT JACKET
#8232 ムートンB-6フライトジャケット

BLACK
[HOUSTON|#8232 ムートンB-6フライトジャケット]

BROWN
[HOUSTON|#8232 ムートンB-6フライトジャケット]
HOUSTON
MOUTON B-6 FLIGHT JACKET
ムートン B-6 フライトジャケット
– 品番:#8232
– 素材:表地/シープムートン、付属/ホースレザー、金具類/合金
– 裏地:——(ムートン一体構造のため裏地無し)
– カラー:ブラウントリム × ブラックボディ
– サイズ展開:M・L・XL・XXL
<SPEC>
#8232BC MOUTON B-6 FLIGHT JACKET(BROWN CORE)
#8232BC ムートンB-6フライトジャケット(茶芯)

BROWN CORE
[HOUSTON|#8232BC ムートンB-6フライトジャケット]
HOUSTON
MOUTON B-6 FLIGHT JACKET(BROWN CORE)
ムートン B-6 フライトジャケット(茶芯)
– 品番:#8232BC(←品番にBCが付くのが茶芯モデル)
– 素材:表地/シープムートン、付属/ホースレザー、金具類/合金
– 裏地:——(ムートン一体構造のため裏地無し)
– カラー:ブラック(茶芯)
– サイズ展開:M・L・XL・XXL
まとめ|“軽く、暖かく、使いやすい”。B-6は冬アウターの理想形
B-3の無骨さとA-2の軽快さを繋ぐ“中間型”として誕生したB-6。
《HOUSTON》が手がけた #8232 / #8232BC は、その魅力を現代の街に合うバランスで再構築したモデルだ。
・王道の #8232
・エイジングを楽しめる“茶芯ブラック”の #8232BC
どちらも 「毎冬、袖を通したくなるムートン」 と言える完成度を誇る。
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