肉厚なヘビーナイロンツイルを使用した、刺繍カスタム『CWU-45/Pフライトジャケット』

『CWU-45/P フライトジャケット』とは？

正式名称は「JACKET, FLYER’S COLD WEATHER, TYPE CWU-45/P」。

［HOUSTON／CWU-45/P フライトジャケット］

アメリカ軍の陸・海・空の三軍、および海兵隊において正式採用されているインターミディエートゾーン（摂氏マイナス10度〜10度）用の現行フライトジャケットだ。

1973年に海軍によって開発されたが、この当時には型式名が与えられていなかった。その後、1976年に海軍と空軍の共同開発によって完成した。

高機能素材の使用に限らず、それまでのフライトジャケットの優れたディテールを随所に踏襲しており、究極のフライトジャケットという呼び声が高い。

ちなみに、「CWU-45/P フライトジャケット」が完成した1976年から2年後の1978年には、後継である「CWU-36/P フライトジャケット」が誕生している。

▼スタンダードモデルの「CWU-45/P」は以下の記事をチェック。

#5CW45P CWU-45/P FLIGHT JACKET ［HOUSTON］

▼スタンダードモデルの「CWU-36/P」は以下の記事をチェック。

#5CW36P CWU-36/P FLIGHT JACKET ［HOUSTON］

表地には“MA-1”にも使用される“ヘビーナイロンツイル”を使用

一般的な「CWU-45/Pフライトジャケット」には、実物に使用されていた難燃素材ノーメックス（NOMEX）を再現した生地が使用される。

［HOUSTON／刺繍カスタムフライトジャケット（エアボーン）］

「ヒューストン」のスタンダードモデルの「CWU-45/Pフライトジャケット」にも、ノーメックスの雰囲気を再現した畝の太いサージナイロンが使われている。

しかし、今回紹介する『刺繍カスタムフライトジャケット』には、“MA-1”にも使用されている“ヘビーナイロンツイル”が使用されている。

［HOUSTON／刺繍カスタムフライトジャケット（エアボーン）］

素材をヘビーナイロンツイルに変更することにより、美しい刺繍の存在感がより引き立つようになっている。

カタチは「CWU-45/P」、素材は「MA-1」という、もしかすると最強のフライトジャケットかも。

ヴィンテージスカジャンを踏襲した刺繍デザイン

今回紹介する『刺繍カスタムフライトジャケット』には、両胸と背中に雰囲気抜群のインパクトある刺繍が施されている。

［HOUSTON／刺繍カスタムフライトジャケット（エアボーン）］

この刺繍は、ヴィンテージのスカジャン刺繍を踏襲したデザインとなっており、絵柄のタッチや色使い、刺繍の仕方や全体的な雰囲気まで再現されている。

フライトジャケットとスカジャンライクな刺繍の相性は抜群だ。

『刺繍カスタムフライトジャケット』のディテールを解説

▲襟付き
MA-1とは異なり、首元には襟がつく。襟先の丸みを帯びたデザインが特徴。

▲「IDEAL」社製ジッパー
身頃の合わせには、「IDEAL」社製のジッパーを採用。グローブをはめたままでも開閉がスムーズなジップスライダーも付属。

▲両胸の刺繍
スカジャン同様に、両胸には刺繍が施される。鮮やかな色使いが印象的だ。

▲フラップポケット
両サイドには、ベルクロ式のフラップポケットを装備。収納物が落ちにくく便利に使える。

▲ユーティリティポケット
左腕には4本差しのペンポケットを備えたユーティリティポケットを装備。

▲段リブ
袖口と裾には、程よいフィット感の段リブを採用。

▲アクションプリーツ
後ろ身頃の肩まわりには、深めのアクションプリーツが設けられている。腕の動きを抑制しないデザインとなっている。

▲背中の刺繍
背中にもスカジャン同様に、大胆な刺繍が施される。構図や色使いなど、ヴィンテージを踏襲したこだわりの刺繍が配される。

▲裏地はキルティング仕様
裏地はひょうたんキルティング仕様となっており、優れた保温性を確保。袖通りがよく脱ぎ着もスムーズにおこなえる。

『刺繍カスタムフライトジャケット（エアボーン）』

SAGE

［HOUSTON／刺繍カスタムフライトジャケット（エアボーン）］

BLACK

［HOUSTON／刺繍カスタムフライトジャケット（エアボーン）］