重厚なアーミーシャツも良いけれど、気候によっては少し暑苦しい場合もある。そこで夏前後の気候に対応するアーミーシャツとして開発されたのが「ヒューストン」の軽量かつ耐久性に優れたコットンポプリン生地を使用した『ポプリン9分袖アーミーシャツ』だ。軽い着心地が得られる上質な生地感や、軽快な印象を演出する9分袖など、これからの季節にぴったりの一着だ。
『アーミーシャツ』とは？
アメリカ陸軍（U.S. ARMY）に実際に採用されていたミリタリーシャツのこと。
ユーティリティ・ユニフォーム（アメリカ陸軍野戦服兼作業服）や、ユーティリティ・シャツとも呼ばれる。また、ファーティーグ・シャツと呼ばれることもある。
巷でよく耳にする“ミリタリーシャツ”とは、世界各国の陸・海・空軍に採用されているシャツ全体のことを指す。また、オリーブドラブカラーだからといってミリタリーシャツではないので注意したい。
上記で軽く触れた通り、今回紹介する「ヒューストン」の『アーミーシャツ』は、アメリカ陸軍（U.S. ARMY）に採用されていたシャツのデザインをベースに、現代に着やすいカラーや仕様にアップデートした一着だ。
アメリカ陸軍では、このタイプのシャツを、同様のデザインのユーティリティ・パンツにタックインして着用していたため、「ヒューストン」の『アーミーシャツ』もそのディテールを踏襲し、実物ほど長くはないが、少しだけ長めの丈感に設定されている。
アメリカ陸軍同様に、タックインして着用することもできるが、程よい長さの丈感に設定されているため、そのままアウトさせて、シャツジャケット感覚で羽織るのがおすすめだ。
『コットンポプリン』とは？
名称の先頭に“コットン（綿）”とついている通り、素材にコットン（綿）を使用している生地。
それでは、次にくる“ポプリン”とは一体何だろう？
“ポプリン”とは、緯（ヨコ）糸の方向に細い畝が見える、手触りの柔らかな平織物のことをいう。
高級シャツや高級ブラウスなどに使われることが多く、もともとはシルク（絹）とウール（毛）の交織織物だった。
しかし、現在はコットン（綿）を使用した織物が広く浸透し、この生地を『コットンポプリン』と呼んでいる。
説明が少し難しくなってしまったが、要するに、織地が密で、特有の光沢感がある。さらに上品な風合いがあり、軽量で着心地に優れた生地のことだ。
今回紹介する「ヒューストン」の『ポプリン9分袖アーミーシャツ』には、前述したコットンポプリン生地が使用されている。
『ポプリン9分袖アーミーシャツ』のディテール
コットンポプリン生地
軽量かつ耐久性に優れたコットンポプリン生地を使用。キメが細かく、サラッと柔らかい肌触りが特徴で、軽快な着用感が得られる。
レギュラーカラー
襟は少々大きめにデザインされたレギュラーカラー。トップボタンをはずせば、開放的な雰囲気で着用できる。
四ツ目ボタン
使用されているボタン類には、大きめの四ツ目ボタンを使用。ボタンのカラーはボディと同系色が採用される。
9分丈の袖
袖は9分丈に設定されており、軽い印象で着用できる。また、ロールアップすれば、さらに軽快な印象が演出できる。
フラップポケット
両胸にはボタン付きのフラップポケットを配置。程よいサイズ間で使いやすく、見た目的にもさりげないアクセントになっている。
U.S. ARMYの刺繍
左胸には、ボディと同色のパッチにブラックの糸を用いて「U.S. ARMY」の刺繍が施されている。
『ポプリン9分袖アーミーシャツ』
OLIVE DRAB
NAVY
WHITE
POPLIN 9th sleeve ARMY SHIRT
コットンポプリン生地を使用した9分袖のアーミーシャツ。軽量でサラッと柔らかい着心地が得られる春先に最適な一着だ。袖をロールアップすれば、さらに軽快な印象で着用できる。ボタン類には、ボディと同系色の四ツ目ボタンを採用。両胸にはボタン付きのフラップポケットを配置し、左胸上には「U.S. ARMY」のパッチ付き。カラーは、オリーブドラブ、ネイビー、ホワイトの全3色を展開。春から秋にかけて、何かと重宝しそうな注目作だ。
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